CG関連技術

CGキャラクタ制御技術

 CG キャラクタアニメーションは、さまざまなシーンで一般的になりましたが、そうしたアニメーションを生成することは容易ではありません。この技術は、CG キャラクタアニメーションをパソコン1 台で簡単に生成、修正する技術です。また、生成したCG キャラクタをリアタイムに動かすことができます。

【特  長】
 ・Windows パソコン1台で動作します。
 ・CG キャラクタが、人間の声に合わせて自動的に口パクします。
 ・あらかじめ割り当てておいた動作や表情を、動作させたいときにいつでも(アドリブ動作)生成できます。
 ・CG キャラクタアニメーションを生成するその場で動作の修正が可能です。
 ・パソコンに実写映像を取り込んで実写とCG キャラクタの合成(クロマキー合成)が可能です。
 ・CG キャラクタの動作のほかにカメラショットの変更や動画再生、音声再生も可能です。

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図 リアルタイムCG キャラクタ制御


【利用分野】
 ・映像コンテンツ制作における、CG キャラクタアニメーション生成
 ・ゲームやイベントなどでのエンターテインメントアトラクション

【技術解説】
 CG キャラクタアニメーションは、さまざまな映像コンテンツで利用されています。しかし、CG アニメーション生成のためには、専用のソフトウエアを使った高度な操作が必要です。また、CG キャラクタアニメーションを生成するその場で、柔軟にアニメーションの内容を変更する
ことはできません。この技術は、こうした課題を解決するための技術です。

(1)パソコン1台でCG キャラクターの制御が可能
 CG キャラクタアニメーション映像はTVML(TV program Making Language)というCGアニメーションを生成するための言語と、この言語で記述された映像コンテンツの台本(TVMLスクリプト)を解釈してCG アニメーションを生成するソフトウエア(TVML Player)をベースにしています。TVML Player はWindows パソコン1台で動作します。CG キャラクタの動作や表情を制御するためのTVML スクリプトを用意しておき、適切なタイミングでTVMLPlayer に入力することで、動作させたいときにいつでもCG キャラクタが動くCG アニメーションを生成することができます。 また、パソコンにマイク入力をつなぐことで、CG キャラクタが話しているように、CG キャラクタにマイク入力に合わせて口パクさせることができます。さらに、パソコンに実写映像を入力すると、パソコン内部で実写を背景として、その中にCG キャラクタが登場するクロマキー合成が可能です。
 CG キャラクタの動作以外にも、CG キャラクタを映すカメラショットの変更や、静止画の表示、動画や音楽の再生なども、CG キャラクタ制御と同様に実現できます。

(2)動作の変更・修正が逐次可能
 CG キャラクタの動作は、あらかじめ用意したTVML スクリプトにより実現していますが、CG キャラクタアニメーションを生成するその場で、TVML スクリプトを修正することでCGキャラクタの動作の変更・修正が可能です。

(3)外部データを使ってアニメーション映像を制御可能
 外部のモーションキャプチャシステムとつないで、リアルタイムにCG キャラクタを動かすことが可能です。また、カメラワークセンサーシステムとつないで本物のカメラの動きと連動したCG 映像をリアルタイムに生成することも可能です。

【提供可能な技術】
 ・CG キャラクタアニメーションを生成する技術
 ・あらかじめ割り当てておく動作を簡易に表記して扱う技術

【関連特許】
 ・特許第5041853 号 コンテンツ生成装置及びコンテンツ生成プログラム
(上記のリンクは開放特許DBにリンクしており、NHKエンジニアリングシステムのWebサイトから離れます)


≪キーワード≫ CG / CG キャラクタ制御 / アドリブ動作