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ごあいさつ

 NHKエンジニアリングシステムは、NHKが放送の進歩発展を目指して行った研究開発に基づく技術成果を、放送以外の産業分野も含めて広く一般の利用に供し、社会の発展と技術の進歩に寄与することを目的とした一般財団法人です。
 これまで、多くの新技術の実用化に資するとともに、放送以外の分野における応用も視野に入れた調査研究や技術移転をはじめ、NHKが保有する特許や技術ノウハウの周知・あっせん、技術者の育成など、幅広く取り組んで参りました。
 2018年12月1日より、臨場感や没入感、実物感等にあふれる映像コンテンツをご家庭で享受できる新4K8K衛星放送が開始されました。今後、各分野での4K8K映像活用の広がりが期待される中、当財団は引き続き8Kスーパーハイビジョンの撮影から記録、表示に至る映像システム技術を医療や防災、博物館等の放送以外の分野に活用するため一層の研究開発に取り組んでいきたいと考えております。
 一方、世の中では次世代移動通信やIoTなど新たな通信システムの実用化への取り組みが進んでいます。情報環境の高度化が進む中、新たなアプリケーションやサービスへの期待が高まっております。
 当財団では、NHK技術の社会還元という当財団の基本的な役割をさらに推進していくため、8K技術に加えAIやVR、ハイブリッドキャストなどの様々なNHKの研究開発成果を放送以外の社会のニーズに対応させる橋渡し的な研究開発に力を入れて取り組んで行きたいと考えております。これは、これまで行ってきたコア技術の技術移転にとどまらず、より多くのお客様に利活用していただくためにアプリケーションやサービスへの適用に必要な技術も含めて開発を行うことを目的としています。
 これらの取り組みのほか、スーパーハイビジョンの研究開発過程で得た技術的ノウハウや、人にやさしい放送を実現するための研究過程で得た人間科学の知見など、当財団が有する専門性を余すことなく活用することで、広く社会に貢献したいと考えております。
引き続き、ご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。



〔略歴〕
1984年 日本放送協会 入局
2015年 同 放送技術研究所 副所長
2017年 (一財)NHKエンジニアリングシステム 研究主幹
2018年 同 開発企画部長・執行役員
2019年 同 理事長就任